お知らせ Information

2018.10.04 岐阜薬科大学薬効解析学研究室との共同研究開始のお知らせ

当社は、この度、岐阜薬科大学生体機能解析学講座薬効解析学研究室(原英彰教授兼副学長、以下「薬効解析学研究室」)と、緑内障治療薬に関する共同研究を開始しましたのでお知らせいたします。


本共同研究では、当社が所有する特定の化合物を供給し、薬効解析学研究室で確立された緑内障モデル動物を用いて薬理試験を行うことで、当社化合物の薬効プロフィールを明らかにし、臨床応用の可能性を探ることを目的としています。


眼球には、球形を保つために、眼の中で房水を産生して眼圧(眼の硬さ)を一定に保ちながら循環させる働きがあります。何らかの原因で、房水の正常な産生と排出の働きに異常が生じると、眼圧の上昇や視野異常、視力低下につながる緑内障を発症します。一般的に、初期の緑内障では、自覚症状がないため、視野異常や視力低下を自覚した時には、すでに進行してしまっていることが多いのが特徴です。いったん欠けた視野は、取り戻すことができないばかりか、生活の質(QOL)の著しい低下を招き、患者さまはもとより、その家族に与える精神的、身体的、経済的負担は計り知れません。また緑内障は、日本における失明原因の第一位を占めていることからも、社会において大きな問題として考えられており、新しい作用機序によって病気の進行を抑制できる治療薬の開発が望まれています。


薬効解析学研究室では、「神経細胞死の機序解明並びにその治療薬開発」を研究テーマに、分子生物学的並びに薬理学的な手法を用いて、神経細胞死のpoint of no return(不可逆的状態)の分子機構並びにその決定要因を明らかにし、脳卒中、統合失調症、躁病などに代表される中枢神経疾患、及び緑内障、糖尿病網膜症などの網膜疾患に関する病態解明並びに治療薬開発の基礎的な研究を精力的に行っています。


当社は、薬効解析学研究室の最先端の研究成果と、当社がこれまで培ってきた創薬研究のノウハウを融合し、産学連携の下で創薬研究を加速することにより、画期的な新薬の創出を目指してまいります。


以上


<ご参考>

岐阜薬科大学薬効解析学研究室ホームページは下記リンクよりご覧ください。

http://www.gifu-pu.ac.jp/info/organization/list/yakko/