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2016.08.19 岐阜薬科大学薬効解析学研究室との共同研究開始のお知らせ

岐阜薬科大学薬効解析学研究室との共同研究開始のお知らせ

当社は、この度、岐阜薬科大学生体機能解析学講座薬効解析学研究室(原英彰教授兼副学長、以下「薬効解析学研究室」)と、網膜疾患治療薬に関する共同研究を開始しましたのでお知らせいたします。

 

本共同研究では、当社が特定のプロジェクトに関する複数の化合物を供給し、薬効解析学研究室で確立された網膜疾患に関する各種薬理試験を行うことで、当社化合物群の薬効プロフィールを明らかにし、当社化合物の臨床応用の可能性を探ることを目的としています。

 

網膜は眼球の後ろ側の内壁を覆う薄い膜状の組織であり、この部分に異常が発生するのが網膜疾患です。網膜疾患には、加齢黄斑変性症、網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症などが含まれます。本疾患の特徴は、失明に至る危険性が非常に高いことが挙げられます。いったん失明に陥ると、生活の質(QOL)の著しい低下を招き、患者さまはもとよりその家族に与える精神的、身体的、経済的負担は計り知れません。多くの網膜疾患に共通する症状に合わせた治療法があり、レーザー治療、硝子体手術、または薬物(抗VEGF抗体やステロイドなど)を硝子体に注射する手法が用いられていますが、いずれも病気の進行を止め、または遅らせ、視力維持・改善を目指す対症療法であり、未だ標準的治療法は確立されていません。また医療費の負担も大きいことから、新規作用機序に基づく新たな治療薬の開発が望まれています。

 

薬効解析学研究室では、「神経細胞死の機序解明並びにその治療薬開発」を研究テーマに、分子生物学的並びに薬理学的な手法を用いて、神経細胞死のpoint of no return(不可逆的状態)の分子機構並びにその決定要因を明らかにし、脳卒中、統合失調症、躁病などに代表される中枢神経疾患、及び緑内障、糖尿病網膜症などの網膜疾患に関する病態解明並びに治療薬開発の基礎的な研究を精力的に行っておられます。

 

当社は、薬効解析学研究室の最先端の研究成果と、当社がこれまで培ってきた創薬研究のノウハウを融合し、産学連携の下で創薬研究を加速することにより、画期的な新薬の創出を目指してまいります。

  

以上