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2016.08.19 5-HT4部分作動薬(RQ-10)の医師主導治験における投薬開始のお知らせ

5-HT4部分作動薬(RQ-10)の医師主導治験における投薬開始のお知らせ

この度、米国ヴァージニア・コモンウェルス大学 パーキンソン病・運動障害疾患センター(Virginia Commonwealth University, Parkinson's and Movement Disorders Center、以下「VCU」)による、当社5-HT4部分作動薬(化合物コード:RQ-00000010、以下「RQ-10」)の医師主導治験において、パーキンソン病患者への投薬が開始されましたのでお知らせいたします。

この試験は、パーキンソン病患者を対象とした、二重盲検無作為割付プラセボ対照試験です。本試験では、パーキンソン病患者における RQ-10 の忍容性、安全性、薬物動態及び消化器症状に対する薬効を検討します。

パーキンソン病に付随する胃不全麻痺や便秘などの消化器症状に対する効果的な新規治療法が切望されています。本医師主導治験の成功により、RQ-10がパーキンソン病患者の医療ニーズに応えられる有用な新薬となることが期待されています。

なお、当社とVCUは、平成26年5月に、RQ-10のパーキンソン病患者に付随する消化器疾患治療に関する共同研究契約を締結しております。さらにVCUは、平成28年4月に、本医師主導治験を対象とするマイケル・J・フォックス財団パーキンソン病研究機関からの研究助成金(3年間で総額86万8,000ドル)を獲得しております。

以上

<ご参考>

【RQ-00000010(RQ-10)について】

RQ-10は、当社が見いだした新規セロトニン5-HT4受容体部分作動薬であり、同じメカニズムを持つ既存薬剤に比べて極めて高い活性と選択性を有しています。非臨床薬理試験において、RQ-10は明確な消化管運動および胃排出の亢進作用を示すことが確認され、英国で実施した第Ⅰ相臨床試験において、健康成人における胃排出促進効果と安全性が確認されたことから、当社はRQ-10の消化管運動機能改善薬としての臨床開発を積極的に進めています。

【ヴァージニア・コモンウェルス大学 パーキンソン病・運動障害疾患センターについて】

ヴァージニア・コモンウェルス大学 パーキンソン病・運動障害疾患センター(Virginia Commonwealth University, Parkinson's and Movement Disorders Center)は、運動障害性の疾患治療に特化した医療センターです。
詳細はウェブサイトをご参照ください。(http://parkinsons.vcu.edu/