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2015.11.18 名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)との共同研究開始のお知らせ

名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)との共同研究開始のお知らせ

 当社は、この度、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM、拠点長:伊丹健一郎教授)と、「概日リズムを調節する低分子化合物の探索」に関する共同研究契約を締結し、伊丹健一郎教授、廣田毅特任准教授、スティーブ・ケイ主任研究者(米国スクリプス研究所 (The Scripps Research Institute)、所長)との共同研究を開始しましたのでお知らせいたします。

 

当社は、平成27年4月に、名古屋大学医学系研究科及び創薬科学研究科に産学協同研究講座「薬剤科学・分析化学講座」(岩田康弘特任准教授)及び「新薬創成化学講座」(森田幹雄特任准教授・野口洋英特任准教授)を設置し、名古屋大学内にある産学連携研究施設であるナショナル・イノベーション・コンプレックス施設(NIC施設)を研究拠点の一つとして整備することで、名古屋大学とのシナジーを最大限に発揮できる体制を構築してまいりました。本共同研究はその一環として位置づけられ、ITbMと当社が名古屋大学内に保有する産学協同研究講座との間で実施いたします。

 

「概日リズムを調節する低分子化合物の探索」はITbMの主要研究テーマの一つです。伊丹教授,廣田准教授およびスティーブ・ケイ主任研究者らは、概日時計の機能を調節する化合物および遺伝子の情報と、ITbMの最先端の技術を組み合わせることにより、概日時計の研究を変革させてひいてはヒトの健康増進に役立つような「トランスフォーマティブ生命分子」を発見することを目指しています。概日時計の鍵となる制御機構をターゲットとする化合物は、概日時計機能を自在に操作するための有用なツールとなるだけでなく、概日時計に関連した疾患の治療法開発の足がかりとなる可能性があります。

 

ITbMは、文部科学省の世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)拠点として位置づけられています。WPIは、日本の優れた頭脳と得意分野のもとに、世界的な研究者が集まる研究環境を整備し、国際的な知の拠点を形成することを目的とした政府による支援プログラムの一つです。ITbMでは、拠点長の伊丹教授を中心に、世界屈指の分子合成力を推進力とし、生命科学・技術を根底から変える革新的機能分子「トランスフォーマティブ生命分子」を生み出すことを命題として、合成化学者と動植物分子生物学者の連携を核として、研究分野の壁を越えた世界最先端の画期的研究が精力的に展開されています。

 

当社および産学協同研究講座は、ITbMの最先端の研究成果と、当社がこれまで培ってきた創薬研究のノウハウを融合し、産学連携の下で創薬研究を加速することにより、画期的な新薬の創出を目指してまいります。

 

詳細につきましては、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)のHPをご参照下さい。

http://www.itbm.nagoya-u.ac.jp/index-ja.php

 

以上