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2015.07.29 米国アラタナ社がグレリン受容体作動薬のネコでの良好な予備試験結果を報告

米国アラタナ社がグレリン受容体作動薬のネコでの良好な予備試験結果を報告 

この度、当社の導出先および投資先であるAratana Therapeutics Inc.(本社:米国カンザスシティ、以下「アラタナ社」)は、当社からアラタナ社へ導出したグレリン受容体作動薬(capromorelin/RQ-00000005/AT-002)について、ネコの摂餌と体重の改善治療を目的とした大規模試験の予備試験において良好な結果が得られたことを発表しました。

 

この予備試験では、慢性腎疾患を持ち体重の増減があった約40頭のネコを対象に、2 mg/kgのcapromorelin を1日1回、90±3日間経口治療を行い、体重の変化をプラセボ群と比較しました。capromorelin投与群では統計学的に有意な体重増加が認められ、同時に良好な忍容性が示されました。

 

アラタナ社は、本試験結果に基づいて米国FDA動物薬センター(FDA's Center for Veterinary Medicine : CVM)と協議を行い、2016年の中頃に、承認申請に必要な大規模臨床試験を開始する予定です。アラタナ社は、大規模臨床試験の実施と承認申請手続きの後、2018年にcapromorelinのネコ治療薬の承認を見込んでいます。

 

一方、アラタナ社は、イヌの食欲不振治療でcapromorelinの有効性を示した大規模臨床試験の最初の結果を2015年6月に発表しました。今回、上記のネコでの試験結果の発表と合わせて、イヌの大規模試験の最終結果を追加発表しました。capromorelin治療群の治療成功率は、プラセボ投与群との比較で統計学的に有意に改善し、これによりCVMと合意した試験計画における最重要評価項目を達成しました。さらに、24頭のビーグル犬(実験動物)を用いた別試験において、3 mg/kg のcapromorelinを1日1回4日間投与した群の治療期間中の摂餌量と、治療当日から3日目の体重変化がプラセボ投与群との比較で統計学的に有意に増加しました。

 

なお、アラタナ社は欧州医薬品庁とも協議を行っており、capromorelinの米国以外での開発についても継続的に検討を行っています。

 

当社は平成22年12月に、capromorelinの全世界における独占的な動物用医薬品としての開発・販売・製造権をアラタナ社に付与しており、契約一時金の受領の他、開発段階の進捗に応じたマイルストーン及び販売後のロイヤリティを受け取る権利を得ております。

 

アラタナ社発表内容の詳細は、アラタナ社のホームページをご覧ください。

www.aratana.com

以上