お知らせ Information

2014.01.30 岡崎統合バイオサイエンスセンター(生理学研究所)への新規T型カルシウムチャネル遮断薬の試料提供に関するお知らせ

岡崎統合バイオサイエンスセンター(生理学研究所)への
新規T型カルシウムチャネル遮断薬の試料提供に関するお知らせ

当社は、この度、岡崎統合バイオサイエンスセンター(生理学研究所)細胞生理研究部門(富永真琴教授)との間で、新規T型カルシウムチャネル遮断薬の研究用試料の提供に関する契約を締結いたしました。

本契約に基づき、当社は、当社の所有する新規T型カルシウムチャネル遮断薬を岡崎統合バイオサイエンスセンターに提供いたします。岡崎統合バイオサイエンスセンターでは、「後根神経節におけるTRPA1およびT型カルシウムチャネルの発現パターンの解明」を目的に研究を行います。

富永真琴教授は、TRPチャネルの分子機構の解明に関するご研究を精力的に行われており、これまでに多くの成果をご報告されております。当社は、こうした取り組みを積極的に行うことで、当社のイオンチャネル創薬プログラムの価値向上を目指して参ります。

以上

(ご参考)

【T型カルシウムチャネルおよびTRPA1について】

T型カルシウムチャネルは電位依存性カルシウムチャネルの一種で、膜電位の変化によって活性化され、痛みの受容に関与することが明らかとなっています。TRPA1 は温度感受性イオンチャネルの一つで、アリルイソチオシアネート(ワサビの成分)によって活性化され、こちらも痛み受容に関与することが明らかとなっています。これらは後根神経節に発現することが分かっていますが、その相互作用については不明な部分が多いのが現状です。当社の所有する選択的な新規T型カルシウムチャネル遮断薬を用いた研究により痛み受容のメカニズムがさらに解明されることで、医薬品の開発に大きく貢献されることを期待しております。