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2013.07.17 TRPM8遮断薬に関する東京大学大学院との共同研究成果の発表について

TRPM8遮断薬に関する東京大学大学院との共同研究成果の発表について

当社では、TRPM8遮断薬について泌尿器疾患領域での研究開発を進めてきております。

今般、当社の選択的TRPM8遮断薬(RQ-00203078)に関する東京大学大学院との共同研究により、TRPM8遮断薬の新規泌尿器疾患治療薬としての可能性が明らかとなりました。この成果を今年8月にバルセロナで開催される第43回国際禁制学会(International Continence Society 2013)を始めとする2つの国際学会と1つの国内学会で順次発表致します。

学会名

開催場所

開催日程

第43回国際禁制学会

(International Continence Society 2013)

スペイン

(バルセロナ)

2013年8月

第20回日本排尿機能学会

静岡市

2013年9月

The 8th Pan-Pacific Continence Society Meeting

韓国

(釜山)

2013年9月

TRPM8は、過活動膀胱患者(注1)および疼痛を伴う膀胱炎患者の膀胱の求心性神経で有意な発現の上昇が認められており、TRPM8遮断薬はこれら疾患の治療薬として期待されます。

当社は、2011年8月から、東京大学大学院医学系研究科コンチネンス医学講座(井川靖彦 特任教授)と「泌尿器疾患に対する新規治療メカニズムの評価」に関する共同研究を行って参りました。井川特任教授は「排尿障害に対する新規薬物療法の標的探索」の研究で、これまでに多くの成果をご報告しておられます。今後も引き続き研究を進めることで、さらに有望な成果が見いだされることが期待されます。

注1

日本泌尿器科学会ホームページより

過活動膀胱とは、膀胱に尿が十分に溜まっていないのに、膀胱が自分の意思とは関係なく勝手に収縮するという病気で、急に尿がしたくなって我慢ができず(尿意切迫感)、トイレに何回も行くようになります。過活動膀胱は日本で800万人以上の男女が罹患する頻度の多い病気です。

以 上